デスクトップ・アプリケーション
デスクトップ・アプリケーションとリッチクライアントが、ここにきて復活を遂げています。マックのApp StoreやWindows Store、また限定的ではありますがGoogle Playなどが新たなソフトウェアのディーラーとして台頭しているのです。
デスクトップ・アプリケーションであれば、複数のクラウドサービスとのインタラクションや、負荷の高い画像処理など、様々な目的や用途に合わせての開発が可能です。とはいえ、インターネット・ブラウザ上でほとんどの作業が可能な今、なぜデスクトップ・アプリケーションを開発する必要があるのでしょう?
メリットは何か?
- スピード – デスクトップ・アプリケーションは、同様のウェブ・アプリケーションよりも速く動作します。これはウェブ・アプリケーションがブラウザ上で処理を行わなければならないのに対し、コンピューター内のアクセスのみで処理が完結するためです。ビジネスに必須な、もしくはリアルタイムでの動作が必要なアプリケーションであれば、処理が円滑・迅速である方が良いのは言うまでもないでしょう。
- 信頼性 – デスクトップ・アプリケーションは、どのコンピューター上でも同じように動作します。一方、ウェブ・アプリケーションはブラウザの種類とそのバージョンにより異なります。また、デスクトップ・アプリケーションは特殊な環境においても、ウェブ・アプリケーションに比べて動作が安定しています。
- ユーザー・インターフェイスの一貫性 – ウェブサイトはフルスクリーンで閲覧するか否か、またはブラウザーの種類によって見え方が異なることは、多くの人が知るところです。デスクトップ・アプリケーションの場合は、どんな環境下においてもユーザーに見せたい画面が変わることはありません。
- 常に利用が可能 – 社外で仕事をすることが多い方にとって、ウェブ上で操作するアプリケーション(例えばCRMシステムなど)はインターネット接続が不安定な場所で使うことができず、不便なものです。リッチクライアントであれば接続スピードが遅い場合でも効率的に動作し、またネットワーク・コネクションがなくてもローカル・コピーを使って作業することができます。また、社内のインターネット環境がダウンした場合でも業務を続けることができるのです!
- 互換性 – 時にソフトウェアは、アップグレードが不可能なタイプの機器上で走らせなければならないこともあります。そしてこうした機器は古い、またはカスタマイズが施されていて、ブラウザを動作させるのにも広範囲にわたる調整なしには難しい場合が多く見られます。デスクトップ・アプリケーションなら、あらゆる年代・種類のシステムにあわせて開発でき、機器に投下した初期投資を無駄にはしません。
- セキュリティ – デスクトップ・アプリケーションは情報処理とその管理をローカル・ベースで行うことができます。一方ウェブ・アプリケーションはサーバー経由での処理が必要であり、データをネットワーク(多くの場合はインターネット)に送らなければなりません。リッチクライアントなら、データのセキュリティを確保しながらの作業が可能です。
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